松九夢中人
本文へジャンプ 平成20年8月1日 

SM910      きりえに夢中                       南地区  澤田 眞次さん

平成20年7月30日、南地区在住(春日市塚原台)の澤田眞次さん宅にお邪魔して、きりえの作品を見せていただきました。自宅ではきりえの作品や奥様の趣味の陶芸作品が沢山飾ってありました。
澤田さんがきりえを始めたきっかけは 昭和42年〜43年頃、朝日新聞紙上に掲載された沢山の作品に刺激を受け、自分でもきりえを創ろうと思ったのがはじまりで、熊本より福岡本社へ転勤になったのを機会に「福岡きりえ同好会」に入り本格的に勉強開始(昭和57年頃)して、定年後に数多く作品を手がけるようになったそうです。
良い作品を創るこつは草花・風景などに感動しなければ、良い作品ができないそうで製作には感動が必要、又こつはきりえの基本(究極)は白黒でどこまでシンプル且つ、迫力のある表現が出せるかだそうです。
きりえはシンプルな構図と色合わせがポイントのようです。
 【取材】(写真・編集:福永攻治、原稿:菊竹宏明)
チベットのポカラ宮前で民族衣装を着けて(澤田ご夫妻)
当日の取材風景 奥様の趣味の陶芸作品
取材当日はきりえの作り方を教えていただきました。
1. 写真等を参考にして構図を決めイラストの下絵を作成して、黒紙と重ねてホチキスでとめる。
2. 重ねた紙の上から、影の部分(黒い部分)を残して切り抜いていく。このとき、影の部分(黒い部分)がバラバラにならないで1枚に仕上がるように注意する。
3. 全部を切り抜いたら、色合わせをしながら色紙を切り抜く。
4. 切り抜いた各色の紙を、影の部分(黒い部分)の紙の裏側から糊付けする。
5. 全部貼り付け終えたら、別に準備してある厚紙(台紙)に糊付けする。
デザインした絵と黒紙を重ねてビニールのマットの上で切取る 色紙で完成したきりえ
 
写真A 写真B 写真を元にデザイン 完成したきりえ(大峯山寺)
切り抜いた絵 色紙で完成したきりえ
切り絵作品の紹介
スイス モンブラン 滋賀県・日吉神社
熊本城 大崩山(おおくえやま)
英彦山・豊前坊 武雄温泉 楼門